その昔から清らかな水として知られている
瓜の味がするのかと思うようなネーミングだが、水温があまりに冷たくて冷やした瓜が自然に割れてしまったという故事による。
湧水の水温は年間通じて13度。冷蔵庫のなかった時代には、夏に飲む冷たい水は、生き返る心地がしたのであろう。採水地は福井県遠敷郡上中町の天徳寺境内の瓜割の滝。湧水が岩間を流れ落ちていて、小さな滝をつくり、さながら「水の森」。名水百選にも認定されている。瓜の甘みはないが、さらりとした清涼な飲み心地の水。和風だしなどの料理に使用すると味を邪魔しない軟水である。 →
瓜割の水
- Ca…11.8
- Mg…3.8
- K…0.3
- pH…7.6
- 硬度…42.0
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